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当社のメイン事業は『とび職』。とび職は、さまざまな建設・建築現場で、工事がやりやすいように足場を組んだり段取りしたり。とび職が関わらない工事はほとんどありません。高所はもちろん、狭所に暗所…etc、ひとつの現場が竣工するまで、いろんな工事が安全かつ完璧に行なわれるよう、カラダを張って最前線で活躍する、空間創造のスペシャリストなのです。そんなとび職のことをもう少し詳しくご案内します。「ニッカポッカ履いた近寄り難い人」の印象が、変わりますよ。もちろんこれからとび職に関わる人も、ご参考に。
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とび職とは(当社のおもな業務=足場鳶) |
建築現場で必要な足場を設置する職人のこと。たんに高所作業を行なうだけでなく、設置場所の状態や作業性、足場解体時の効率など、その場に応じて的確に判断して組み立てることが求められます。会社組織として、建築現場の仮設足場のレンタル・据付・解体を一体となって請け負っている場合が多く、当社もその形態です。
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とび職(鳶職)名前の由来 |
「鳶(とび)」と呼ばれはじめたのは江戸時代。棟上の時、梁から梁へと飛び移ったので、文字通り鳶と言われはじめたことが語源とされています。仕事道具として代表的なものが鳶口であり、この事からも町火消(延焼家屋を曳き倒すときに使う)、梯子乗り(梯子を支えるのに使う)、木遣り(木をやりまわすのに必要)に必要不可欠な存在となりました。またこの鳶口から鳶職と言われたそうです。
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とび職の種類 |
■足場鳶 建築現場で必要な足場を設置する職人。たんに高所作業を行なうだけでなく、設置場所の状態や作業性、足場解体時の効率など、その場に応じて的確に判断して組み立てることが求められます。会社組織として、建築現場の仮設足場のレンタル・据付・解体を一体となって請け負っている場合が多く、当社もこの足場鳶がメイン業務になっています。
■鉄骨鳶 鉄骨構造の建築物において、鉄工所などで製作された柱や梁になる鋼材をクレーンなどで吊り上げて組み立てる(建て方・建て込みとも呼ばれる)鳶。
■重量鳶 土木では橋梁の現場で主桁架設を行ないます。また、建物内部の重量物(大型機械など)の据付(設置)を行なうのも重量鳶です。足場・鉄骨鳶に比べて専門性が高く、プラント・空調給排水設備・電気設備工事の一部を重量鳶が仕事する場合も多いです。
■送電とび 現在の正式名称は送電線架線工と言います(・・;)。電気工事の知識を持ち、送電線の碍子の点検補修・交換と、送電線の架線を送電鉄塔に登り送電線上で作業します。近年非常になり手が少なく、電力会社は、その確保に困窮しているようです。
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とび職の資格 |
足場の組立て等作業主任者などを所持することが多く、他にクレーン、玉掛けなどの資格を持つことも作業の幅を広げます。技能検定の中に「とび技能士」の一級技能士、二級技能士、三級技能士の技能検定試験があります。
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